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NECの新サービスにみる「DXを実現するモダナイゼーションの勘所」

松岡功

2020-04-23 07:00

 本連載では、筆者が「気になるIT(技術、製品、サービス)」を取り上げ、その概要とともに気になるポイントを挙げてみたい。今回は、NECが提供する「レガシーシステムのモダナイゼーションを支援するサービス」を取り上げる。

モダナイゼーションを含むデジタルビジネスを加速

 NECは先頃、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるため、レガシーシステムのモダナイゼーションを支援するサービスメニューを体系化するとともに、支援体制を強化した。

 これまで個別に対応してきたノウハウをもとに、顧客のシステムにおけるデジタル化の度合いから、「デジタルシフト構想」「対象システムのIT資産調査、棚卸しなどのシステム調査、評価」「モダナイゼーションソリューション」「保守運用」の4項目で構成されるサービスメニューを用意した。

 さらに、DXに関するエキスパートが集結した専任組織「デジタルビジネスオファリング本部」を新設し、コンサルティング要員の強化を図ることで、モダナイゼーションを含むデジタルビジネスを加速させる構えだ。(図1

図1:NECのモダナイゼーション支援サービスメニュー(出典:NEC)
図1:NECのモダナイゼーション支援サービスメニュー(出典:NEC)

 現在、さまざまな業界、業種の企業や団体が、DXによる企業変革を進めている。しかし、レガシーシステムのデジタルシフトが必要とされる中、システムエンジニア(SE)のリソース不足やレガシーシステムの内容を把握している社員の退職、使用するソフトウェアの保守停止問題などで適切な対応ができなくなる、いわゆる「2025年の崖」がそれらの企業や団体における最重要課題となっている。

 今回NECが提供するサービスでは、これらの課題に対してあるべき姿からロードマップを策定し、モダナイゼーションからDXまでのIT戦略を立案することができる。そのために、全社のSEリソースの経験値や提案パターンを一元化し、特にレガシーシステムの知見を持ったシニア人材を全社から集めて活用している。

 また、社内だけでなく、国内人材市場から積極的に採用した中途採用者やオフショア人材もSEリソースプールとして用意し、顧客の流動的なSEリソースへのニーズにも柔軟に対応可能としている。(図2

図2:NECのモダナイゼーションの取り組み(出典:NEC)
図2:NECのモダナイゼーションの取り組み(出典:NEC)

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