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プログラミング言語、Kotlinの開発者数が高い増加率--JavaScriptはトップ維持

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2020-05-05 08:30

 世界には現在、活動中のソフトウェア開発者が2040万人おり、その半数以上がJavaScriptか、Microsoftが開発した「JavaScript」のスーパーセット言語である「TypeScript」を学んでいる。

 これは、調査会社SlashDataが、2019年11月~2020年2月にかけて159カ国の開発者1万7000人を対象に行った調査のレポート「Developer Economics 18th Edition」で明らかにした数字だ。

 SlashDataの推計によれば、現在世界にはJavaScriptを使用している開発者が1220万人いる。Googleがメンテナンスしている「AngularJS」や、Facebookの「React」、「Vue.js」などの、資金が潤沢で広く利用されているJavaScriptフレームワークの重要性が高まっていることが開発者数に寄与しているかもしれない。

 同社は、過去2年間の間に、300万人の開発者がJavaScriptコミュニティに加わったと考えている。

 JavaScriptコミュニティの成長は、Microsoftの「TypeScript」のような存在にも支えられている。TypeScriptは、大規模なJavaScriptプロジェクト向けに開発された言語で、学ぶべき言語として短期間でもっとも人気のプログラミング言語の1つになった。

 調査会社RedMonkは、TypeScriptをプログラミング言語ランキングの9位に挙げているが、これはAppleが「Objective-C」の後継言語として作った「Swift」よりも上の順位だ。

 「Java」や、オープンソース言語である「Python」も人気を維持している。SlashDataは、現在のPythonの開発者数を840万人、Javaの開発者数を820万人と推計している。

 100万人以上の開発者に利用されている言語には、ほかにも「C++」「C#」「PHP」「Kotlin」「Swift」「Go」「Ruby」「Objective-C」などがある。また、「Rust」は60万人の開発者に利用されており、「Lua」には50万人の開発者がいるという。

 IT業界で人工知能(AI)の重要性が増していることや、AIの分野でPythonがよく利用されていることを反映して、機械学習を扱っている開発者やデータサイエンティストの約4分の3が、Pythonを使用していると回答していた。一方で、この2つのグループのうち、R言語を使っていたのは20%未満だった。Rは統計処理向けの言語だ。

 Kotlinは過去2年間の開発者数増加率がもっとも高かった言語で、開発者は110万人増えた。これはおそらく、Googleがこの言語を「Android」の公式アプリ開発言語としているためだろう。これらの調査結果は、GitHubが発表したオープンソースプロジェクトに着目した調査レポート「Octoverse 2018」や「Octoverse 2019」の内容とも概ね合致している。ただしOctoverse 2019では、もっとも開発者の増加率が高い言語として、Googleの「Dart」を挙げている。

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