企業買収

NVIDIA、オープンなネットワークOSを手掛けるCumulus Networksを買収へ

Stephanie Condon (ZDNet.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2020-05-07 13:36

 NVIDIAは米国時間5月4日、2010年に創業しオープンなネットワークOSを手掛けるCumulus Networksを買収する計画を発表した。NVIDIAは先頃、2016年からCumulus Networksとの共同開発製品を提供してきたインターコネクト機器ベンダーMellanox Technologiesの69億ドル(約7300億円)での買収を完了したばかりだ。

 Mellanoxのイーサネットスイッチ担当バイスプレジデントを務めるAmit Katz氏は、発表の中で次のように述べた。「アクセラレーテッドコンピューティング向けのハードウェアとソフトウェアの開発に向けたNVIDIAの取り組みは、Cumulus Networksによってネットワーキングソフトウェアのさらなる深みを目指す」「テクノロジースタック全体をまるごと技術革新する能力は、高速化されたソフトウェア定義データセンター分野において、われわれが大きな規模でパフォーマンスを実現するのに役立つ」

 Cumulus Networksは1800社超の顧客を抱えており、その中には「Fortune 50」企業の30%が含まれているという。カリフォルニア州マウンテンビューに本拠を置く同社は、ネットワークスイッチ向けのOS「Cumulus Linux」で100を超えるハードウェアプラットフォームをサポートしている。Mellanoxの「Spectrum」スイッチはすでに、Cumulus Linuxを搭載して出荷されている。両社は、ネットワークエッジ向け分散型Linuxソフトウェアプラットフォーム「DENT」や、ネットワークOS「Mellanox Onyx」の開発でも手を組んでいる。

 Cumulus Networksは、ベアメタルネットワークスイッチ向けのオープンな「インストール環境」を定義する「Open Compute Project(OCP)」のオープンソース構想「ONIE」も支援していた。Mellanoxはスイッチ製品の基盤としてONIE環境を利用している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    【マンガ解説】まだ間に合う、失敗しない「電子帳簿保存法」「インボイス制度」への対応方法

  2. セキュリティ

    企業のDX推進を支えるセキュリティ・ゼロトラスト移行への現実解「ゼロトラスト・エッジ」戦略とは

  3. 経営

    2023年データとテクノロジーはどう変わるか 分析プラットフォームベンダーが明かす予測と企業戦略

  4. セキュリティ

    リモートワークで浮き彫りとなった「従来型VPN」、課題解決とゼロトラスト移行を実現する最適解

  5. セキュリティ

    第2世代EDRはココが違う 「自動化」でエンドポイントセキュリティの運用負荷・コストを削減

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]