HPE、コンテナ基盤「Container Platform」提供--サイロ化したデータを集約 - (page 3)

阿久津良和

2020-05-20 06:45

 ハイブリッドIT事業統括 製品統括本部 製品部 カテゴリーマネージャー 加藤茂樹氏はContainer Platformの販売戦略として、「既存Hadoopとの併用や複数のデータ基盤を持つ顧客のインフラ統合、全社共通のデータ基盤を必要とするお客さま」をターゲットにしている。

 Container Platformのリファレンスアーキテクチャーとして、自社製ハードウェアとの組み合わせも用意。ラインアップは機械学習やデータ分析向けに「HPE Edgeline Converged Edge System」と組み合わせた「HPE Apollo」、DevOpsのほかに継続的インテグレーション/継続的デリバリー(CI/CD)といった用途に「HPE Synergy」を組み合わせた「HPE Synergy」、エッジ分析とIoT向けは「HPE Edgeline EL8000 Converged Edge System」と組み合わせた「HPE Edgeline」を提供する。

 ハードウェア用ライセンスとして、前述したApolloやSystem、Edgelineを選択した場合は「Select」、他社製ハードウェアやパブリッククラウドにContainer Platformを展開する場合は「Universal」が適用される。

 導入時はコンテナ化に関連した専門家からのアドバイスやサポートなどを受けられる「HPE Pointnext」などの契約とKubernetesクラスターを設計、構築、展開、管理するためのスキルを取得するトレーニング「Kubernetes Administration」の選択が必要。Kubernetes Administrationの提供は8月から。税別価格は36万円を予定している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]