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NTT ComとDMG森精機、自律走行型ロボットをローカル5Gで遠隔操作する共同実験

NO BUDGET

2020-05-27 06:00

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とDMG森精機は、ローカル5G(特定エリアにおける第5世代移動体通信)を活用して、無人搬送車に人協働ロボットを搭載した自律走行型ロボット(AGV)の遠隔操作などを行う共同実験を5月21日に開始した。

 実験では、DMG森精機の伊賀事業所内における28GHz帯の実験試験免許を取得し、ローカル5Gネットワークを構築する。その後、生産現場におけるローカル5Gの電波伝搬、通信品質を調査・測定するとともに、ローカル5Gを介したAGVの遠隔操作を試験する。両社は、工場内におけるローカル5Gの電波特性などを検証することで、AGVの高性能化、さらには生産現場自動化やデジタルトランスフォーメーションの推進に向けた可用性を検討していく。

ローカル5G活用により期待されるメリット
ローカル5G活用により期待されるメリット
DMG森精機の自律走行型ロボット WH-AGV 5
DMG森精機の自律走行型ロボット WH-AGV 5

 予定されている実験項目は、電波伝搬試験(受信レベルの測定や干渉状況の調査)、通信品質試験(遅延やスループット性能、パケット誤り率の測定)、アプリケーション試験(ローカル5Gを介したAGVの遠隔操作試験)などで、AGVに対するローカル5Gの安定した通信可否の評価や、離れた場所で稼働するAGVの稼働状況の可視化も合わせて検証していく。

 各社の役割としては、DMG森精機が実験場所、アプリケーション試験設備などを提供するとともに、アプリケーション試験などを担当する。またNTT Comは、実験試験免許の申請、ローカル5Gの設備設計、構築、運用をはじめ、電波伝搬試験および通信品質試験を実施し、DMG森精機と共同でローカル5G活用ユースケースの検討を進める。

 両社は、今回の実験を通じてローカル5Gの本格導入に向けた検討を進めていくとともに、複数のAGVや設備をつなげて工場全体のデジタル監視を行うなど、より高度な生産改善が可能な製品開発やソリューション提供の実現を目指していく。

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