レノボ・ジャパンは5月26日、「ThinkPad X1 Carbon」「ThinkPad X1 Yoga」「ThinkPad X13」シリーズ、「ThinkPad T」シリーズ、「ThinkPad L」シリーズ、「ThinkPad E」シリーズ、計16機種のラインアップを刷新した。各機種は5月29日(一部機種は6月5日)から発売を開始する。「ThinkPad トラックポイント キーボード II」は同日から販売を開始した。
同社が3月に日本市場を対象にした独自調査結果をもとに執行役員副社長 安田稔氏は「アフターコロナでもテレワークの継続を希望する声は80%。働き方で企業が選ばれる時代に突入した」と分析しつつ、今回のラインアップが“場所を問わない働き方”の実現をサポートする製品群であるとアピールした。
同社は緊急テレワークのための対応マニュアルとして「始めよう!テレワークスタートガイド」(PDF)を提供しているが、新たに焦点を在宅勤務環境に当てた「テレワーク環境ガイド(PDF)」を同日から公開した。
レノボ・ジャパン 執行役員副社長 安田稔氏
レノボ・ジャパンは刷新した16機種を「モバイルワーカー」「ハイブリッドテレワーカー」「インターナルワーカー」に分類している。
X1 Carbon Gen 8(税別販売価格23万3000円~)やX13 Yoga Gen 1(同19万2000円~)、X13 Gen 1(Intel版17万5000円、AMD版16万2000円)はモバイルワーカー向けとし、外出先でもオフィスと変わらない利便性を得られるという。T15 Gen 1(同19万1000円)やL15 Gen 1(Intel版11万3000円、AMD版11万9000円)は、組織内業務を主としたインターナルワーカー向けとする。
最も需要の高いハイブリッドテレワーカー向けには、X1 YOGA Gen 5(同26万5000円)やT14s Gen 1(Intel版18万0000円、AMD版17万2000円)、T14 Gen 1(Intel版16万0000円、AMD版14万9000円)、L14 Gen 1(Intel版12万5000円、AMD版11万9000円)が並ぶ。
各製品の位置付け(出典:レノボ・ジャパン)