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日本株展望

ウィズコロナの経済回復を織り込む株式市場--「Sell in May」はあるか

ZDNet Japan Staff

2020-05-27 10:18

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 経済再開への期待で日経平均は2万1000円超え
  2. 「アフターコロナ」の前に「ウィズコロナ」の対応が求められる
  3. 最大の悪材料は米中対立の再燃
  4. 気になるのはSell in Mayのウォール街格言

 これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

経済再開への期待で日経平均は2万1000円超え

 5月26日の日経平均株価は前日比529円高の2万1271円となった。新型コロナウイルスの感染鈍化を受け、全都道府県で非常事態宣言が解除されたことを好感。経済を徐々に再開していくことに期待が集まった。

 経済再開の期待から26日の東京市場では、空運・海運・自動車などコロナショックで売り込まれた景気敏感株の上昇率が高くなった。

日経平均日足:2020年1月4日~5月26日


 上のチャートをご覧いただくと、じりじりと下値を切り上げてきた日経平均が一気に上放れしたように見える。経済再開後の感染2次拡大のリスクを株式市場はどう解釈しているのだろうか。

 改めて株式市場の強弱材料を以下に掲載する。

株式市場の強弱材料

出所:筆者作成
出所:筆者作成

 3つの弱材料を無視して株価が上昇しているように見える。ただし、視点を変えれば先行きの回復期待が強まったことに反応していると解釈することもできる。

 3つの弱材料を個別に検証する。まず、世界経済が戦後最悪のピッチで急激に悪化していることが不安視されている。これを無視していいのだろうか。

 今の景気悪化は世界各国が感染を抑えるために都市封鎖をやったために起こっている。従って、中国・米国・欧州・日本で徐々に経済を再開していけば、先行き急回復が見込まれる。株は先読みして動くものであるから、足元の景気悪化より先行きの回復期待に反応していると解釈することができる。

 ただし、経済再開後に感染が再拡大したらどうなる、という不安もある。これに対しても楽観論がある。ワクチンの開発が米国・欧州・中国で予想以上の速さで進んでいることが楽観論につながっている。半年~1年後に予防用ワクチンが利用可能となり、感染終息に寄与するとの期待がある。

 それでもワクチンが利用可能になる前に感染が拡大したらどうなる、との不安もある。これに対して、感染が再拡大しても、もはや再び都市封鎖することはないとの楽観もある。

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