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日本株展望

日経平均の上昇加速、景気敏感株が買われる--外国人が買い転換?

ZDNet Japan Staff

2020-06-01 10:49

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 経済再開への期待で、日経平均は2万2000円に迫る
  2. 外国人が日本株を買い戻し始めている?
  3. 最大の悪材料は、米中対立の再燃

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

経済再開への期待で、日経平均は2万2000円に迫る

 5月最終週の日経平均株価は、1週間で1489円(7.3%)上昇し、2万1877円となった。全都道府県で緊急事態宣言が解除され、日本経済が回復に向かう期待から、外国人投資家が日本株の買い戻しに動いたと考えられる。空運・海運・自動車など、コロナ・ショックで売り込まれた景気敏感株の上昇率が高くなった。

日経平均日足:2020年1月4日~5月29日


 米国株式も、コロナ感染鈍化に伴う、経済再開期待で上昇している。ただし、5月後半は、日本株の方が、米国株より上昇率が高くなった。

日経平均・NYダウ・米ナスダック総合指数の週次推移:2019年12月末~20年5月末

注:2019年末の値を100として指数化
注:2019年末の値を100として指数化

 上のグラフをご覧いただくと分かる通り、米ナスダック総合指数は、昨年末の水準を超えて、史上最高値に迫っている。グーグル・アマゾン・フェイスブック・マイクロソフトなど、世界のITインフラを支配するハイテク株の比率が高いことが、ナスダックの上昇率が高い理由だ。

 コロナ感染防止のため、世界中でリモートワーク、リモート会議、Eコマースの活用が一段と拡大しているが、アフター・コロナ(コロナ終息後)の世界で、ITによる技術革新が一段と進み、米IT大手の支配力、成長性がさらに高まると期待されている。

 一方、NYダウ平均株価は、日経平均よりも戻りが鈍くなっている。NYダウには、コロナ危機で、経営悪化が著しい航空機大手ボーイング、業績へのダメージが大きいウォルト・ディズニー、建機大手キャタピラーなどが含まれているからだ。

 ただし、5月だけで見ると、一番勢いよく戻っているのは、日経平均である。特に5月最終週の上昇率が高くなっている。

日経平均・NYダウ・米ナスダック総合指数の週次推移:2020年5月1日~29日


 コロナ・ショックが起こってから、一貫して日本株を売り越してきた外国人投資家が、5月後半は日本株を買い戻し始めていると、推定している。

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