関西学院大学がコンビニエンスストアのマルチコピー機を活用するプリント支援サービス「ネットワークプリント for Biz」を採用。休校期間中の学生のプリントニーズに対応するという。6月1日、サービスを提供するシャープマーケティングジャパンの親会社のシャープが発表した。
関西学院のほか、関連校となる関西学院大学大学院、聖和短期大学の希望学生を対象にアカウントを付与。
オンライン授業の教材、自宅学習用資料などの印刷したいファイルをPC、スマートフォンからクラウドにアップロード。ファミリーマート、ローソン、セイコーマートといった全国約3万店に設置するシャープ製マルチコピー機から印刷できるという。
モノクロ、A4サイズ1枚あたり20円のプリント代は学校の負担となり、学生は無料で利用可能。期間は5月下旬から2021年3月末まで。
ネットワークプリント for Bizは、アカウントからdocx、xlsx、pptx、pdf、jpeg、pngなどの文書、画像ファイルをクラウドにアップロード、コンビニで印刷できるプリントサービス。国内に設置する堅牢なデータセンターを活用、PC、メディアでデータを持ち出す必要がなく、セキュリティ対策できるという。
サービス概要イメージ(出典:シャープマーケティングジャパン)
管理者用ウェブページからアカウントの登録、削除、追加、アップロードされたファイルの閲覧が可能。従業員ごとのプリントした日時、店舗名、ファイル名、枚数なども確認できるとしている。
利用料は100アカウントの場合、税別年額利用料が24万円、初期登録料が19万8000円。印刷料は会社、月単位でまとめた後課金。領収書の細かい手間を軽減できるという。