中国とイランのハッカー、バイデン・トランプ両氏陣営にサイバー攻撃

Alfred Ng (CNET News) 翻訳校正: 編集部

2020-06-05 08:13

 Googleは米国時間6月4日、中国とイランのハッカーらによるDonald Trump陣営とJoe Biden陣営に対するサイバー攻撃を確認したことを明らかにした。

Biden氏とTrump氏の支持者。ミズーリ州カンザスシティーにて
Biden氏とTrump氏の支持者。ミズーリ州カンザスシティーにて
提供:Kyle Rivas/Getty Images

 GoogleのThreat Analysis Group(TAG)がフィッシング攻撃を検出した。フィッシングとは、リンクをクリックさせて機密情報を入力させるように誘導するサイバー攻撃だ。

 「TAGは最近、中国のAPTグループによるBiden陣営スタッフを標的としたフィッシングと、イランのAPTによるTrump陣営スタッフを標的としたフィッシングを発見した」と、TAGの責任者であるShane Huntley氏はツイートした。APTは、「advanced persistent threat」(高度で持続的な脅威)の頭字語で、サイバーセキュリティの専門家らがさまざまなハッカー集団を指して用いる名称だ。

 Huntley氏によると、Googleは標的になった陣営スタッフに警告を送り、これらのサイバー攻撃について連邦警察当局に通報したという。Googleも声明でこれを認めた。

 「当社のThreat Analysis Groupが最近、中国のグループによるBiden陣営スタッフの個人用電子メールアカウントを標的としたフィッシング試行と、イランのグループによるTrump陣営スタッフの個人用電子メールアカウントを標的としたフィッシング試行を発見したことは事実だ」とGoogleは述べた。「どちらの試みも成功したことを示す証拠は見つかっていない。標的となったユーザーに対し、政府の支援による攻撃に関する当社の標準的な警告を送り、連邦警察当局にもこの情報を通知した。陣営スタッフには、仕事用と個人用の電子メールにさらなる保護を適用することを推奨する。また、条件を満たす陣営に対しては、Advanced Protection Programや無料のセキュリティキーなどのセキュリティリソースを提供する」(Google)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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