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日本株展望

米国株に3つのリスク--感染「第2波」が景気回復期待に打撃

ZDNet Japan Staff

2020-06-26 11:33

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 米国市場が直面する感染「第2波」と経済的影響の不安
  2. 6月の米国民間調査PMIは「企業の景況感改善」を示した
  3. 市場が警戒する3つの潜在的リスクと投資戦略
  4. 米国株式の回復ピッチに警戒感が強まるか?

 これら4点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

米国市場が直面する感染「第2波」と経済的影響の不安

 米国株式市場ではナスダック総合指数が8日連続高となり1万ポイント台で最高値を更新した(23日)。コロナ危機を契機とするビジネスモデルやライフスタイルのデジタル化・DX(デジタル・トランスフォーメーション)化の加速期待がGAFAM(FAANG)を主力とするIT関連の株価を押し上げた。

 ただ、図表1が示す通り「世界最大の新型コロナウイルス感染者数(累計感染者数は約238万人)」を抱える米国では、7日前比の感染者増加数が約21万7162人に達して4月10日のピーク時(22万人)に迫る勢いとなっている。

 重症化率や致死率(死亡者数÷感染者数)は上昇していないが、PCR検査が拡充されてきたこと、ロックダウン(移動制限)の緩和、BLM(人種差別反対運動)デモ拡大の影響で「陽性者数」が急増しているとされている。

 「再生産数」(1人の感染者が何人にウイルスをうつしているかを示す)は、全米50州のうち26州で危険水準の「1.0」を超えてきたと報道されている。

 IMF(国際通貨基金)は24日に発表した最新のWEO(世界経済見通し)で、「感染第2波が発生すれば、(2020年のマイナス成長に続き)2021年はゼロ成長にとどまる」と警告した。

 コンセンサス(メインシナリオ)として「米国は政治的にロックダウンを再開しない」との見方を背景に、堅調であった米国市場も「岐路(調整場面)」に直面している状況だ。

<図表1>米国が直面する感染「第2波」は経済的影響の不安に繋がる

出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2020年6月24日)
出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2020年6月24日)

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