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日本株展望

デジタルシフトが加速?--時価総額の変化で見る日米株式市場

ZDNet Japan Staff

2020-07-03 10:57

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. コロナ禍でナスダックは最高値を更新した
  2. 米国市場の時価総額増減が鮮明にする「デジタルシフト」
  3. 国内市場(東証)の時価総額増減でも見られる「デジタルシフト」

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

コロナ禍でナスダックは最高値を更新した

 6月30日に終えた第2四半期(4~6月)の米国市場では、S&P500指数が約20%上昇。四半期ベースの上昇率としては今世紀(2000年以降)最大を記録した。

 そのけん引役となったナスダック総合指数も同四半期に約31%上昇(やはり今世紀最高)。7月1日には再び最高値を更新した。第2四半期が堅調だった反動もあり、S&P500指数は6月中旬以降上値の重い動きとなっている。

 新型コロナウイルスの感染再拡大、実態経済をめぐる不安、香港国家安全法成立をめぐる米中対立激化を警戒する一方、6月のPMI(企業景況感調査)改善、2011年以来の大幅改善を示した6月の消費者信頼感指数は好材料で、「流動性相場」(Liquidity Driven Market)と呼ばれる未曾有の金融緩和と財政出動が下支えている相場に大きな変化はない。

 とはいうものの、図表1が示す通り、CBOE(米国オプション市場)が算出しているSKEW Index(通称「ブラックスワン指数」)は2月の水準を上回り上昇している。SKEW Indexは「テールリスク」(生起確率は低いが顕在化すると影響が大きいと見られるリスク)に対する市場の警戒水準を示すとされている。

 米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のAnthony Fauci所長は30日の議会証言で、米国で250万人を突破した累計感染者数について「終息に近づいてさえいない」と言及。「政治的にロックダウン(移動制限)は再開できない」との見方は揺れており、コロナ禍は引き続き日米の株式市場を覆う暗雲となっている。

<図表1>ブラックスワン指数が上昇する中、ナスダック総合指数は最高値を更新

出所:Bloombergのデータから楽天証券経済研究所が作成(2020年7月1日)
出所:Bloombergのデータから楽天証券経済研究所が作成(2020年7月1日)

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