また、使用するOSがWindows 10の場合、Outlookが発する通知にクイックアクションボタンを追加。IT管理者向けには、Microsoft 365テナントのグローバル管理者とOfficeアプリケーション管理者向けに、OutlookとExchange Onlineに関するインシデントの通知機能を追加した。
Microsoft Teamsのウェブ会議はウェブブラウザーや専用クライアント以外にも、公衆回線網(PSTN)による電話で参加できたが、今回のバージョンから電話番号をマスクする機能が加わっている。また、Microsoft Teamsが発する通知方法を選択する設定項目を追加した。
プロフィール画像→「設定」→「通知」から各通知の動作を選択できる
リリースノートに記述はないものの、ウェブ会議や通話可能な人数を250人から300人に拡大済みで、今後のバージョンではウェブ会議参加者の同時表示人数を7×7=49人に拡大する予定である。
Teamsは最大49人のウェブ会議を実現する機能実装を予定している(画像はMicrosoftの公式ブログより抜粋)
macOS版を含むその他の更新
バージョン16.38(ビルド 20061401)に更新したmacOS版だが、リリースノートによれば、Excelに画像からテーブルデータを取得する機能を加え、PowerPointにプレゼンテーション中でも「スライドを最新の状態に保つ」オプションを追加した。Outlookには音声入力を行うOfficeディクテーションを加えている。