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日本株展望

マザーズとナスダックは高値更新--上値重い日経平均とNYダウここからの投資戦略は?

ZDNet Japan Staff

2020-07-06 10:30

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 日経平均、NYダウは、徐々に上値重くなる
  2. 米ナスダック総合指数強い:東証マザーズも強かったが、息切れ
  3. 東証マザーズも強かったが、足元、息切れ
  4. 東証マザーズ・ナスダック・日経平均・NYダウを比較
  5. 成長株は米国から、割安株は日本から

 これら5点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

日経平均、NYダウは、徐々に上値重くなる

 先週の日経平均株価は、1週間で205円下がり、2万2306円となった。

日経平均日足:2020年2月3日~7月3日


 コロナ・ショックで2~3月に暴落した日経平均は、その後、ロックダウン(都市封鎖)を解除する米国・欧州・中国の経済再開への期待から上昇が続き、6月9日に一時2万3185円まで上昇。コロナ・ショックの下げ幅の約9割を取り戻す急反発となった。

 ところが、戻り高値を更新することはできず、過熱感から調整に入った。経済再開後の米国などで感染が再び拡大してきたことが不安視されている。6月15日に、日経平均は2万1530円まで下がった。

 ただし、下がったところでは押し目買いが増えて値を戻し、6月は2万2000円台で上下とも大きくは動きにくい展開となった。

 改めて、株式市場の強弱材料をまとめると、以下の通りである。

<強材料>
(1)中国・米国・欧州・日本で経済再開を進めることで、世界景気が回復に向かう期待
(2) 米国を中心に世界中の政府・中央銀行が、巨額の財政・金融政策の大判ぶるまい
(3)米国・英国・中国で予防ワクチンの開発が、想定よりも早いピッチで進展

<弱材料>
(1)経済再開を進める米国などで感染が再び拡大。ブラジル・インド・ロシアなど新興国では感染が急増
(2)世界景気が、戦後最悪のピッチで悪化
(3) 米中対立が再び激化する兆し

 NYダウも同様、戻り高値を更新することはできず、やや上値が重くなりつつある。目先、2万4000ドル前後まで下がる可能性もあると考えている。

NYダウ日足:2020年2月11日~7月2日


 米国で、感染が再び拡大していることが、不安を招いている。トランプ米大統領は、ワクチンが開発されるまで、ウィズ・コロナで、経済を回し続けるしかないとの考えを示している。ただし、感染の再拡大が、あまりにも急激だと、経済を止めざるを得なくなるかもしれない。今後の米国内の感染者がどう推移するか、経済を止めずに回復を続けることができるか、重要な局面だ。

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