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定期券代支給を廃止、自転車通勤を推奨--オフィス面積半減させる富士通の本気 - (page 2)

阿久津良和

2020-07-07 06:45

 位置情報活用基盤である「EXBOARD for Office」を活用して、各オフィスの利用状況を可視化し、利用実績データの分析による利便性の向上を2020年度末から展開する。

 新型コロナウイルスの影響を受けた富士通は、4月からオフィスへの出社を要する業務を洗い出すとともに、業務プロセスのテレワーク対応とデジタル化を推進。コロナ禍下で在宅勤務で業務を回す約9割の従業員の意識を調査した(n=3万5000)。

 「『アフターコロナ時代において最適な場所』という質問に対して、自宅/サテライトが3割、自宅/サテライト/オフィスが5割。オフィスに戻りたいという声は少数」(平松氏)。このような背景も相まって今回の取り組みに踏み切ったと見ることができる。

 Work Life Shiftを構成する最後の要素であるCulture Changeは文字通り企業文化の変革を目指す。同社は事前に果たすべき職務を明確にするジョブ型人事制度を4月から同社国内グループの幹部社員約1万5000人に導入しているが、2020年度中に一般従業員への拡大を労働組合と検討開始する。

 先の意識調査では「在宅勤務に伴うストレスや不安、マネージャーも部下が(目の前に)いない不安感を覚えていた」(平松氏)ため、上司と部下のコミュニケーションの充実に向けて全従業員を対象に1対1コミュニケーションスキルアップ研修を7月から実施する。

 また、同社はMicrosoft 365を通じて取得したデータを働き方として可視化する「FUJITSU Workplace Innovation Zinrai for 365 Dashboard」を通じて、「テレワークにまつわる可視化や生産性向上といった課題を解決する」(平松氏)

 請負・派遣社員の労働環境改善策として富士通グループ製PCを貸与するとともにテレワーク環境を提供する。テレワーク環境のセキュリティを担保するため、セキュリティポリシーの最新化とネットワーク基盤を2021年1月からグローバルレベルで構築し、運用開始を目指す。

Zinrai for 365 Dashboardの概要(出典:富士通) Zinrai for 365 Dashboardの概要(出典:富士通)
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