アドビと富士ゼロックス、電⼦サイン市場で連携強化

NO BUDGET

2020-07-09 18:03

 アドビと富士ゼロックスは、Adobe Document Cloudのクラウド型電子サインサービス「Adobe Sign」と、富士ゼロックスのドキュメントハンドリングソフトウェア「DocuWorks」を技術連携させ、スムーズに操作できる電子サインサービスを提供する。

  DocuWorksの国内販売累計ライセンスは、650万に上る。これとAdobe Signが連携することにより、電子サイン業務におけるユーザの利便性・操作性の向上を高めることができるとしている。新サービスによって印刷や郵送、ファイリングといった業務が不要となり、数日から2週間程度かかっていた業務のリードタイムを約80%削減することが可能になるという。

(出典:アドビ)
(出典:アドビ)
(出典:アドビ)
(出典:アドビ)

 電子サインの活用によりDocuWorksユーザーの業務効率を向上し、働きやすい環境の整備を支援していく。これまでの契約書管理プロセスでは「契約書作成」「契約稟議」「捺印依頼」「契約書回収」「契約書の管理・格納」を紙の回付で行ってきたが、Adobe Signの活用により、社内の承認プロセスや契約書作成、文書の保管と、契約書のやりとりから締結までの業務プロセスをDocuWorksで実施できる。

 また、全ての業務を電子化・クラウド化することにより、一連の手続きを追跡して管理したり、イベントを記録するシステムのIPアドレスを使った監査レポートを提供したりでき、改ざんリスクの低減やコンプライアンスの強化にもつながるとしている。

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