ラックは7月14日、コロナ禍対策として急激に推進されたテレワークでのセキュリティリスクに対応するための「テレワークのセキュリティ あんしん無料相談窓口」を開設した。2021年3月まで対応する予定。
テレワークで使用される家庭のインターネット環境は、万全な情報セキュリティ対策を施した企業内ネットワーク環境に比べると脆弱と説明。私物PCの業務利用やVPNの回線不良に暗号化通信なしに接続してしまうなどの問題が顕在化して、テレワーク環境を狙ったサイバー攻撃の被害に遭うリスクも高まっていると解説している。
こうした課題に対応するため、テレワークを導入済み、または導入を検討している企業や団体、地方自治体を対象にセキュリティの知識がなくても安心して相談できる窓口を開設して、無料で相談を受け付ける。
ウェブフォームでの申し込みを受けてウェブ会議やメール、電話でテレワークの導入前と導入後のセキュリティに関する相談を受け付け、アドバイスする。
総務省の「テレワークセキュリティに係る専門相談対応の請負」からの委託事業となる。