「Windows Server」に影響する重大な脆弱性が17年前から存在--月例パッチで修正

Charlie Osborne (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)

2020-07-15 11:24

 研究者らがMicrosoftの「Windows Server」を利用する組織に向けて、各ビルドにパッチを適用するよう注意を呼びかけている。同システムのコードに17年前から存在していた、緊急のワーマブル(ワーム化が可能)な脆弱性からネットワークを保護するためだ。

 このバグは、Microsoftが米国時間7月14日にリリースした月例セキュリティアップデートの一環で修正された。共通脆弱性識別子は「CVE-2020-1350」で、共通脆弱性評価システム(CVSS)のセキュリティスコア10.0が付与されている。

 このバグは、Check Pointの研究者であるSagi Tzaik氏が発見したもので、「Windows DNS Server」コンポーネントに存在する。

 「SIGRed」と名付けられたこの脆弱性について、Check Pointのサイバーセキュリティチームは企業にとって特に重大だと述べた。というのも、ワーマブル(自己増殖を行うようになる)の特徴があることから、ユーザーの操作を必要とせずに脆弱なマシンに容易に侵入でき、その過程で組織全体のPCネットワークを危険にさらすおそれがあるためだ。

 この脆弱性を悪用することで、「ハッカーは不正なDNSクエリを作成してWindows DNSサーバーに送り、任意のコードを実行することが可能になり、インフラ全体のセキュリティ侵害につながりかねない」と同チームは説明した。

 CVE-2020-1350は、2003年から2019年までにリリースされた全バージョンのWindows Serverに影響する。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]