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日本株展望

「日銀の一手買い」で支えている日本株、外国人投資家にバトンタッチできるか?

ZDNet Japan Staff

2020-07-16 11:17

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 日銀の日本株保有額がついに約33兆円に達する
  2. 日銀の買いが外国人の売りを全て吸収
  3. 日銀は本当に年間12兆円ETFを買うか
  4. 外国人はいつ日本株を買い越しに転じるか

 これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 日本銀行による金融政策決定会合の結果が7月16日に発表された。事前予想通り、現在行っている大規模な金融政策を継続するという内容だった。株式市場に大きな影響を及ぼしているのは、日銀による年間12兆円を上限とする買い付けだが、それもそのまま継続とされた。

日銀の日本株保有額がついに約33兆円に達する

 日本株市場で日本銀行の存在がどんどん大きくなりつつある。日銀は今、日本株ETF(上場投資信託)を年間12兆円を上限に積極的に買い入れる金融政策を実行している。売りはせず買いだけである。累積買い付け額はついに約33兆円に達した。

日本銀行による日本株ETFの累積買い付け額推移:2011年1月~2020年6月

出所:ブルームバーグのデータから楽天証券が作成
出所:ブルームバーグのデータから楽天証券が作成

 日銀は2015年から買い付けペースを引き上げている。2015年は年3兆円(月間約2500億円)の買い付けを行った。2016年に入ってから年3兆3000億円(月間約2750億円)、2016年8月から買い取りペースをさらに大幅に引き上げ、年6兆円(月間約5000億円)とした。そして、コロナ危機で日本株が暴落した2020年の3月から暫定的に買い入れの上限を年間12兆円まで拡大すると決めた。

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