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アップルも「マスター」「スレーブ」などの用語置き換え--スタイルガイド更新

Liam Tung (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-07-20 10:36

 企業やプロジェクトが、ソフトウェア開発のさまざまな要素を説明する上で使用される人種差別的な用語を修正することがトレンドになっている。これにAppleも続いた。

 Linuxカーネルプロジェクトなどの新しいインクルーシブなスタイルガイドと同様に、Appleの新しいコーディング用語にも、「Xcode」やプラットフォームAPI、ドキュメンテーション、オープンソースプロジェクトでインクルーシブではない用語を排除し、別のものに置き換える取り組みが反映されている。

 スタイルガイドでは、ブラックリストやホワイトリストといった用語を避け、「許可リスト」や「拒否リスト」などの代替となる用語に置き換えるなど変更されている。排他的な用語を使用するAPIは非推奨とされる。

 Appleは、「『WebKit』や『Swift』などのオープンソースプロジェクト、内部コードベース、パブリックAPIなど全体で代替となる用語を導入するため、排他的な用語を含む開発者APIは非推奨となる」と説明している。

 「コードベース全体で非推奨の警告を注意深く確認し、プラットフォームのSDKで利用可能な最新のAPIに積極的に移行することをお勧めする」

 Appleは開発者に対し、2つのデバイスやプロセスの関係性を説明する際に、マスター/スレーブを使用しないよう求めている。Microsoft傘下のGitHubも、「マスター」のような用語を「メイン」などの中立的な用語に置き換えるとしている。

 「代わりに、プライマリー/セカンダリーやプライマリー/レプリカ、メイン/セカンダリー、ホスト/クライアントなど、コンテキストに適した代替用語を使用してほしい」(Apple)

 ブラックリストとホワイトリストという用語の使用に関しては例外がある。ドキュメント化されているコードでどちらかが使用されていて、コードを変更できない場合、開発者はコードサンプルを表示し、ユーザーが何を入力する必要があるのかを明確に示す必要がある。それでも、ドキュメンテーションで代替用語を使用しなければならない。

 さらに、Appleはスタイルガイドで、これまで使われていた「公正な用語」を「包括的な用語」に置き換えたようだ。

 「Apple製品のユーザーは世界全体の多様性を反映しているということを忘れないでほしい。誰も排除されないような記述を心がけて、文化的な偏見や固定観念は避けてほしい」と説明されている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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