東京都、神奈川県などで86の店舗を運営する城南信用金庫(品川区、従業員数2101人)が、学習管理システム(LMS)「CAREERSHIP」を採用。7月20日から運用し、集合研修で実施していた従業員教育の一部をeラーニング化。従業員2100人の学習を効率的に管理し、スキル向上を強化するという。同日、システムを開発するライトワークス(千代田区)が発表した。
課題としていた集合研修参加者への案内、出欠管理といった膨大な事務処理負担を削減。レポート、アンケートなどの関連業務を簡便化するという。
タレントマネジメント要素を持つ「スキル管理」機能も活用する。自社内で求められるスキル、知識を言語化、学習と連動させて受講者の保有スキルを可視化、管理できるという。学習意欲の向上、繰り返し学習への効果を期待しているとしている。
導入は新サービスの企画、立案、業務改革などを目的に2019年4月に設置した「未来システム戦略室」が推進。稼働後は人財育成部で管理するという。
CAREERSHIPは、企業の人材育成必要な機能を総合的に備え、全てを一元管理できるというプラットフォーム。
必要に応じて機能を組み合わせ可能で、eラーニングの配信、学習管理に加え、階層や職種に応じたスキルの開発、管理などもできるとしている。
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