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NTTネオメイト、「Backlog」でタスクを可視化--会議用の資料作成も不要に

大場みのり (編集部)

2020-07-21 17:00

 エヌ・ティ・ティ ネオメイト(NTTネオメイト)は、ビジネスチャットツール「ELGANA」の開発プロジェクトにおいて、ヌーラボのプロジェクト管理ツール「Backlog」を採用した。ヌーラボが7月21日に発表した。

 ELGANAは、NTTネオメイトとNTT西日本が共同で開発・提供している。同ツールは元々、NTTグループの従業員のみが利用していたが、4月の緊急事態宣言後に一般提供を開始した。

 開発当初、チームメンバーはプロダクト開発の担当者のみだったが、開発が進む中で事業開発メンバーも参画し、20人まで増えた。チームの拡大に伴い業務範囲も広くなったことで、個人のタスクが細分化されると同時に不透明になり、タスクの進ちょく把握に時間がかかるようになったという。そこで、タスクの可視化と管理に向けて、プロジェクト管理ツールの導入が検討された。

 検討したプロジェクト管理ツールの中でも、NTTグループで定められた多要素認証、有事の際のバックアップ、インシデント発生時の対応といったセキュリティチェック項目をクリアしていたことと、サポートのスピードや対応の質を評価して、Backlogの導入に至ったとしている。

 NTT西日本 ビジネスデザイン部 クロスクリエイト室 カタリストの浦谷佳孝氏、NTTネオメイト ITビジネス本部 ビジネス推進部 ELGANA マーケティング担当の伊藤航氏は、Backlog について次のように述べている。「ELGANAは新規事業ということもあり、スピードを重視して進めている。プロジェクト管理ツールの導入にも時間をかけたくないと考えていたため、セキュリティチェック項目をクリアしているだけでなく、クラウドサービスで特別な準備をしなくてもすぐに利用できる点、操作が簡単な点からBacklogを選択した」

 タスクの可視化によって、プロジェクトマネージャーは開発状況を把握しやすくなり、現場の担当者は細分化されたタスクを漏れなく管理できるようになったという。結果として、お互いに進ちょくを確認する余裕も生まれているそうだ。

 両氏は「以前は、定例会議のために1日30〜60分ほど時間を費やしてExcelで報告資料を作成していた。だがBacklogの導入により、会議形式が全員でBacklogのカンバンボードを確認する形に変わったため、資料作成の必要がなくなった」と語る。カンバンボードとは、ホワイトボードにふせんを貼るような感覚でプロジェクトの課題を挙げられる機能。

 また週に1回、2時間かけて行っていた定例会議にも変化が起きているという。「これまでは2時間かけても進ちょく共有が半分までしか終わらなかったが、Backlogを活用することで、事前にコメント欄で議論を進められるようになった。その結果、進ちょく確認にかける時間が削減され、新規施策のアイデアを出す時間が取れるようになった」

 ELGANAでは現在、Backlogとの機能連携を進めており、Backlogでの新規課題登録や課題完了がELGANAに通知される機能を搭載している。今後も機能面で連携するとともに、NTTグループの新規事業のノウハウとしてBacklogに蓄積した情報を活用することを考えているという。

Backlogのカンバンボードを確認しながら会議を進める様子(出典:ヌーラボ)
Backlogのカンバンボードを確認しながら会議を進める様子(出典:ヌーラボ)

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