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日本株展望

積立投資は米国株をコアに--「複利と時間分散」で貯めながら増やす資産形成術

ZDNet Japan Staff

2020-07-22 11:22

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 日本、米国、世界株式のリターン実績を長期の時間軸で比較
  2. 米国株式の「長期的な優勢」を支える要因を知る
  3. 米国株のROEは世界的に見ても高い
  4. 貯めながら増やす:米国株式の積立投資効果を検証

 これら4点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

日本、米国、世界株式のリターン実績を長期の時間軸で比較

 新型コロナウイルスの感染拡大を不安視しつつ世界株式は堅調な動きを示している。米国市場を中心とする金融緩和の長期化観測が支える流動性相場と言えそうだ。

 ただ、感染拡大の景気や業績への影響、米中対立の激化、大統領選を巡る不確実性などリスク要因は絶えない。投資家の中には市場環境が悪化して「下がるのが怖い」ので売り、「上がると焦って」買うを繰り返し(結果的に)資産が増えない方もいるようだ。

 国内株式のみの短期売買に終始し、「実現損」を繰り返すなら「もったいない」としか言いようがない。そこで再認識したい投資手法が「市場変動に一喜一憂しなくて良い資産運用法」だ。

 そのコア(中核)にしたいのが「米国株式の長期積立投資(定時定額投資)」である。

 図表1で、米国株式、世界株式、日本株式の長期総収益(ドルベースの配当込みリターン)と円換算パフォーマンスを比較してみる。平成元年(1989年初)を100とした場合の国内株式(TOPIX)は最近でも98といまだマイナスリターンとなっているが、同じ期間で米国株式は約20.5倍、世界株式は約7.6倍に成長してきた(2020年6月)。

 株式市場が短期的変動に直面する場面を「長期的リターンを得るために避けられないリスク(リターンのブレ)」と認識し、投資対象を冷静に考え直す機会にしたいと思う。現代投資理論の本質である「投資は投機(短期売買)にあらず」と「長期分散投資が大切」との議論も再認識したいと考える。

<図表1:内外株式のリターン(総収益)を長期目線で比較する>

*米国株式と世界株式は総収益指数(ドル)、「円建て」は都度の為替で円換算して検証したもの。
出所:Bloombergのデータから楽天証券経済研究所が作成(1989年初~2020年6月末)
*米国株式と世界株式は総収益指数(ドル)、「円建て」は都度の為替で円換算して検証したもの。
出所:Bloombergのデータから楽天証券経済研究所が作成(1989年初~2020年6月末)

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