UiPathは7月27日、ソフトウェアテスト自動化ツール「UiPath Test Suite」の日本語版を発売し、約5兆5000億円規模とされるソフトウェアテスト市場に参入すると表明した。
UiPath Test Suiteは、テストケースを設計・管理する「Test Manager」、モバイルアプリを含む検証アクティビティーを追加した開発ツールの「UiPath Studio Pro」、テスト案件を含む管理ツールの「UiPath Test Orchestrator」、テストを実行するソフトウェアロボットの「UiPath Test Robots」で構成される。
同社は、ソフトウェア実装業務の3割以上がほぼ手作業のテスト工程に割かれていると指摘する。今回は、自社のRPA(ロボティックプロセスオートメーション)ソフトウェア製品開発で培ったテストのノウハウを製品化した。
今回のツールで想定する用途は、SAPやSalesforceなど基幹システム、ウェブサイト関連、メインフレーム関連、API利用システム、モバイルアプリケーション関連、継続的インテグレーション/デリバリー(CI/CDツール)連携などでのテストになるという。