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在宅勤務の日常化で学んだビデオ会議のあり方--より良い組織作りに生かす4のポイント - (page 2)

Mark Samuels (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2020-07-31 06:30

 AvonのITチームは、ロックダウンが始まると、同社のシステムに以前よりも頻繁に、毎週のように変更を加え、その変更内容を管理しなければならなくなった。しかし、ITチームが地理的に分散しているにもかかわらず、システムの安定性は以前と比べても最高の状態にある。Burton氏は、ビデオ会議は「常に品質に力を注ぎ、(事業部門との)本当のパートナーシップを構築する」ために重要な役割を果たしたと述べている。

 「ITチームはこれまで一緒に挙げてきた成果に驚いているし、私も彼らのことを本当に誇りに思っている」と同氏は述べている。

2.動画を使った最新情報の提供と、オンラインの立ち寄りミーティングでつながりを維持

 Burton氏は、ITチームが担っている作業が過剰だったことから、その時々でチームが何を優先すべきかについて、分かりやすく説明する必要があった。このため同氏は、それまでよりも頻繁に最新情報を共有することを決め、現状について説明し、優先すべきことを明確にする5分間の動画を作成し始めた。

 Burton氏はまた、特に決まった議題がなくても同氏と話ができる、オンライン立ち寄りミーティングの機会を作ることにした。同氏は自分のスケジュールに時間を設定して、チームのメンバーであれば、誰でもオンラインで同氏に質問できる機会を作った。このアプローチを始めたところ、オフィスにいたときよりも多くのスタッフとオンラインで話せるようになったという。

 「オフィスで限られた人たちと話をしていたときと比べ、それ以下の時間で、ずっと多くのつながりを持つ機会ができ、今では数百人の人たちとオンラインで話せるようになった。そしてこれは、誰にでも平等な機会だ。もはや、スタッフとどれだけコミュニケーションを取れるかについては、地理的な距離は関係なくなっている」と同氏は言う。

 Burton氏は、ロックダウンが起きる前でもこのような形でビデオ会議を利用できたかもしれないと気づいたが、このやり方は、リモートワークを始めて、チームのつながりや共同作業の進め方について注意深く考えるようになったことで初めて生まれたものだった。

 「チームの中に新たな思考パターンが生まれ、異なるアプローチを取れば素早く仕事をこなせるようになった。私たちは、ただオンライン化しただけのグローバル企業であれば陥っていたはずの論争や、政治的な争いを打破することができた」と同氏は述べている。

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