東レとNEC、データ基盤を構築--製品の品質検査情報をサプライチェーンで共有

NO BUDGET

2020-07-31 15:16

 東レとNECは、製品の品質検査情報をデジタルデータで収集・共有する品質データ基盤を構築した。

 同基盤では、検査機器から抽出した、製品の品質検査情報をデジタルデータとして収集・保存し、この品質データ基盤を通じてこれらの情報をサプライチェーンで共有する。この共有プロセスには人手が介することはなく、品質検査情報の信頼性向上と品質保証業務の効率化につながるという。

 同基盤は、既に東レグループ内での運用を一部開始しており、今後は顧客をはじめとするグループ外の企業とも品質データを共有していく。

NECの品質データ基盤が目指すイメージ(出典:東レ、NEC)
NECの品質データ基盤が目指すイメージ(出典:東レ、NEC)

 同基盤には、検査結果の過去情報を集約しているため、品質の傾向を可視化し、グラフ形式で確認することができる。この傾向を顧客と共有することで、顧客は自社製品の品質調査の際にこのデータを活用することができる。例えば、示された品質傾向のデータを活用して、JIS(日本産業規格)の異常判定ルールに則った異常検知を行うことができ、分析の負荷が軽減される。

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