興味の範囲を超えた発見を--「お店のお店」b8taが間もなくオープン

大場みのり (編集部)

2020-07-31 08:35

 「b8ta(ベータ)」は、米国サンフランシスコ発の体験型店舗。店舗の区画をさまざまなブランドに定額で提供するほか、来店客の属性・行動データを収集して出品者に提供している。

 そんなb8taが8月1日、日本初の店舗を新宿マルイ本館、有楽町電気ビルに同時オープンする。それに伴いb8ta Japanは7月28日、発表会と内覧会を開催。b8taでは、ブランドが出品する店舗を決めている。これにより各店舗は独自性を保てるほか、製品ラインアップには立地のイメージが自然と反映される。

 b8ta Japan カントリーマネージャーの北川卓司氏は、発表会で「オンラインでは自分が興味のあるものを検索できるが、その分、興味の範囲を超えた発見や体験はしにくくなっている。b8taでは、さまざまな商品を1つのフロアに並べることで、来店客はそれまで知らなかったものや興味を持っていなかったものにも出会うことができる。それがこの店の面白さだと思う」と語っていた。

 b8taのビジネスモデルは、ブランドと来店客の双方に新しい価値をもたらすものだといえる。本記事では「b8ta Tokyo-Yurakucho」の内覧会の様子をお届けする。

店内に入ると、b8taのユニフォームに身を包んだペットロボット「LOVOT(ラボット)」が週末店長として出迎える。人間の仕事を代替するというよりは、看板猫のように来店客を癒やしてくれる。各製品の横にはタブレットが置かれており、その中の紹介文や動画で詳細を知ることができる。価格のボタンをタップすると購入となり、b8taのスタッフ「ベータテスター」が対応する

店内に入ると、b8taのユニフォームに身を包んだペットロボット「LOVOT(ラボット)」が週末店長として出迎える。人間の仕事を代替するというよりは、看板猫のように来店客を癒やしてくれる。各製品の横にはタブレットが置かれており、その中の紹介文や動画で詳細を知ることができる。価格のボタンをタップすると購入となり、b8taのスタッフ「ベータテスター」が対応する

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