感性を解析するパーソナル人工知能を開発するSENSYは、三菱商事と資本業務提携を締結し、小売分野における人工知能(AI)活用を共同で推進していくと発表した。
SENSYは創業時から、消費者の「感性」をAIで解明する技術の研究開発や、それを活用したソリューション開発に注力してきた。
一方、三菱商事は食品流通業界のDX(デジタル変革)を推進し、食品小売・メーカー・卸の間で分断されている情報や業務プロセスの統合を図ることで、食品バリューチェーン全体の無駄・重複を排除し、効率的かつ最適化された食品流通の実現を目指している。
両社は第三者割当増資により三菱商事がSENSY株式を一部保有し、共同でソリューション開発や事業推進のためのプロジェクトチーム組成などを通して、中長期的な協業関係を構築することとなった。小売向けAIソリューションの共同開発・展開などを行い、小売分野の業務効率化・最適化を図っていくという。