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富士通の新サービスにみる「DXによるコロナ時代の業種別営業支援」の勘所

松岡功

2020-08-20 07:00

 本連載では、筆者が「気になるIT(技術、製品、サービス)」を取り上げ、その概要とともに気になるポイントを挙げてみたい。今回は、富士通が提供する「金融分野の営業職員向け教育プラットフォームサービス」を取り上げる。

従来の対面型教育では困難なオンライン学習機能を実現

 富士通は先頃、金融分野の営業職員に向けた新たな教育プラットフォームサービス「FUJITSU Finplexアドバンスドチーミングエクスペリエンスサービスpowered by UMU」の提供を開始すると発表した。

 新サービスは、現場の営業職員が保有するスマートフォンを用いて、移動中や隙間時間に効率的にスキル習得できるマイクロラーニングや人工知能(AI)を活用したロールプレイングでの営業演習、集合せずに情報伝達やコミュニケーションできるデジタル朝礼サービスなどをセキュアに提供するものである。

 これにより、金融機関において毎日、集合型や対面型で実施している業務や組織内コミュニケーション、また個人のスキルに合わせた自発的な学習が、デジタルを活用して時間や場所の制約なく多くの手法で行えるようになる。このため、テレワークなど新たな働き方に適応した学びの変革と強い組織の醸成につなげることができるという。

 同社は新サービスの特長として、次の3つを挙げている。

 1つ目は、さまざまなコンテンツと豊富な機能を備えたデジタル教育プラットフォームをベースに、従来の集合型や対面型教育では困難な多様なオンライン学習機能を実現できる点だ。(図1

図1:オンライン学習の機能例(出典:富士通)
図1:オンライン学習の機能例(出典:富士通)

 2つ目は、金融機関で従来、営業職員が上司や講師を相手に対面営業の教育として実施しているロールプレイング演習を、スマートフォン上でAIを相手に実施することができる点だ。(図2

図2:ロールプレイング演習のAIによる機能と評価(出典:富士通)
図2:ロールプレイング演習のAIによる機能と評価(出典:富士通)

 3つ目は、情報伝達を手軽かつスムーズに双方向で実施でき、組織内コミュニケーションを活性化できる点だ。(図3

図3:デジタル朝礼などライブ配信の利用イメージ(出典:富士通)
図3:デジタル朝礼などライブ配信の利用イメージ(出典:富士通)

 なお、「UMU」は2014年に米国シリコンバレーでスタートしたUMU社のクラウドサービスで、さまざまな学習シーンに合わせて学びを提供できるものだ。学習をROIにつなげるパフォーマンスラーニングを提唱し、さまざまな機能を組み合わせて、その時に必要な学習を、効率的、効果的、かつアダプティブに配信できることを目的としている。これまでに世界200以上の国と地域、36万社以上への導入実績を持つサービスである。

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