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日本株展望

米国は「黄金の20年代」が再来?--日本でもニューエコノミー株に注目

ZDNet Japan Staff

2020-08-21 10:56

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 米国株式が最高値を更新-ナスダック主力株が再びけん引
  2. 米国株式市場に「黄金の20年代」が再び到来したのか
  3. 国内市場で注目したい「ニューエコノミー関連株」の優勢

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

米国株式が最高値を更新-ナスダック主力株が再びけん引

 米国株式市場の動向を示すS&P500指数(時価総額加重平均指数)は、18日に3389ポイントに上昇し終値ベースの最高値を更新した。2月19日に付けた最高値を181日(約6カ月)ぶりに更新し、3月23日の最安値からは5割強の上昇となった。米国市場の歴史上で「最短に終わった弱気相場」を経た強気相場を確認したと注目されている。17日より2日連続で最高値を更新したナスダック総合指数やナスダック100指数を構成する主力IT株が株高をけん引している(図表1)。

 コロナ危機に対応したFRB(米連邦準備制度理事会)と米国政府の大規模資金供給(過剰流動性)に加え、「景気と業績は第2Q(4~6月期)にボトムをつけた」との先行き回復見通しが株高の背景である。図表2が示すS&P500指数ベースのEPS(1株当たり利益)動向によると、2020年・予想EPS(市場予想平均)は129.24と前年比減益(▲15.2%)となりそうだが、2021年のEPSは164.42と増益転換(+27.2%)し最高益を更新する見通しである。デジタルシフト需要で収益成長期待が強いナスダック100指数ベースのEPSは2020年でさえ増益を継続。2020年も2021年も2022年も最高益を更新する見通しだ。コロナ禍のニューノーマル(新常態)が「ニューエコノミー(デジタル化を中核とした経済成長)」の原動力であることを示唆するかのようである。

 投資銀行で世界最大手のゴールドマンサックスグループは17日、「2020年末のS&P500指数見通しを(従来予想の)3000ポイントから3600ポイントに上方修正した」と公表し注目された。

<図表1>ナスダック主導でS&P500指数は最高値を更新

(出所)Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2016年初~2020年8月19日)
(出所)Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2016年初~2020年8月19日)

<図表2>ナスダック100指数の業績見通しは「成長期待」が強い

*2020年から2022年の予想EPSは市場予想平均(Bloomberg集計)
(出所)Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2020年8月19日)
*2020年から2022年の予想EPSは市場予想平均(Bloomberg集計)
(出所)Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2020年8月19日)

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