JTBとセールスフォース・ドットコムは8月26日、デジタルトランスフォーメーション（DX）による地域創生を目的に協業し、「包括的連携・協力に関する協定を締結したと発表した。
協業では、セールスフォース・ドットコムのクラウド基盤を利用して、観光ビジネスを中心にさまざまなサービス分野と連携した地域でのデジタルビジネスの創造を支援することで、持続可能な地域社会の発展につなげることが目的だという。同時にJTBはセールスフォース・ドットコムを公式コンサルティングパートナーとして同社と契約を締結した。
協業の意義についてJTBは、将来の観光産業の活性化を担うデジタル人材の育成を推進し、地域経済における各種事業のDXと横断的なデータ活用および地域CRM（顧客関係管理）などを包含した人と地域がつながる持続可能な地域創生を目指すとする。
一方でセールスフォース・ドットコムは、地域と都市間で拡大するデジタル格差を解消するために、地域DXの推進と人材育成を図り、将来的に、地域と世界をつなぐ人材輩出を支援したいと説明している。
協業での取り組みイメージ
