三菱地所と丸紅、東京駅近隣にデータセンターを新設

ZDNET Japan Staff

2020-08-27 12:18

 三菱地所と丸紅が出資する丸の内ダイレクトアクセスは8月27日、2021年7月に東京駅近くの常盤橋エリアに「大手町第2データセンター」を開設すると発表した。同社が手掛ける東京駅周辺のデータセンターとしては3カ所目になる。

 大手町第2データセンターは、総ラック数は約130を予定する。同社は大手町や丸の内、有楽町地区のほとんどのビルを自社光ファイバー網で直結しており、大手町第2データセンターをLAN環境で使用できるとする。各地区のオフィスからも徒歩アクセス可能な利便性や災害対策での堅牢性、新型コロナウイルス感染症に伴う安全性確保ためのリモートワークインフラといった特徴に加え、企業が推進するデジタルトランスフォーメーション(DX)関連施策の拠点が大手町に集積していることから、ビジネスイノベーションインフラとしてのメリットも掲げる。

 設備は、電源が交流と無停電電源設備(UPS)による並列冗長構成で、非常用のガスタービン発電(機燃料備蓄は72時間分)を有する。空調はコールドアイルの空冷(冗長構成)、通信はキャリアフリーで、複数のインターネットエクスチェンジと直結可能としている。

 常盤橋エリアでは現在再開発が進められており、JR東京駅の日本橋口改札からは徒歩数分の距離になる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]