専門学校運営の麻生塾、労務事務を「SmartHR」で一元化--在宅勤務にも対応

藤代格 (編集部)

2020-09-03 06:45

 福岡県内で専門学校13校を運営する麻生塾(福岡市博多区、従業員数450人)は、9月1日からクラウドベースの労務手続き支援サービス「SmartHR」を導入。人事情報を一元化、労務事務を効率化しつつ、在宅勤務などの労働環境整備に対応するという。同日、SmartHRが発表した。

 従来は人事、労務のデータを紙で管理。そのため、重要データの紛失、必要情報抽出にかかる時間や手間といったコスト、進行状況の属人化、在宅勤務のしづらさという4点を課題としていたという。

 人事情報の収集、管理をSmartHRに一元化。クラウドサービスのため、データを分散させず、欲しいタイミングで情報を抽出できるという。場所を選ばず業務できるため、在宅勤務にも対応するとしている。

 必要書類はスマートフォン、PCからの従業員情報入力で自動作成可能。主要な手続きや電子申請義務化に含まれるすべての電子申請手続きに対応し、ウェブから申請できると説明。紙のやり取りを削減し、重要書類の紛失、情報漏えいなどのリスクを低減できるという。

 手続きの進捗状況を可視化でき、業務を標準化、属人化を解消。煩雑業務の削減で創出した時間は付加価値の高い取り組みに充てていくとしている。

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