日本IBM、デジタルレイバーの遠隔監視/運用管理サービスを提供

NO BUDGET

2020-09-03 10:00

 日本IBMは、「オートメーション・オペレーション・コマンド・センター(AOCC)」の提供を日本で開始すると発表した。AOCCは、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)によるデジタルレイバー(仮想知的労働者)の遠隔監視、運用管理を実行・支援するサービスになる。

 AOCCは、2017年から世界180社超、1800以上の稼働中のデジタルレイバーを監視してきたサービスで、デジタルレイバーの有効化(品質管理と計画調整)や予防的な稼働監視(操作対象アプリや依存するインフラを含む)、統合インシデント管理(チケット起票、通知、エスカレーション設定)などを行う。

 またAI(人工知能)診断と自動復旧、問題判別用ログ検索とクイック修復、運用メトリクス管理と洞察に基づく改善提案も行う。

 利用価格は「IBM Cloud」を用いたSaaS版で月額45万円から。利用時間や監視件数などによって変動する。初期費用も別途必要。

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