10月24日、企業や学校対抗のプログラミングコンテスト「PG BATTLE 2020」が開催される。プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC(トップシック)」を活用し、90分間で4つのプログラミング課題に挑む。参加費は無料。システムインテグレータ(さいたま市中央区)が主催する。
3人を一つのチームとし、「企業の部」「大学&大学院、高専、専門学校の部」「高校、中学、小学の部」の3部門いずれかを選択。PG BATTLE 2020のエントリーは10月11日まで。結果発表会は10月31日を予定している。
各人それぞれが種類、難易度が異なる「ましゅまろ」「せんべい」「かつおぶし」に取り組み、300点満点の合計点で競いあう。同点の場合は解答時間で順位を決定。本人には個人順位も通知するという。
第1回、第2回に引き続き、第3回目となる今回も自宅や自席からインターネット経由で競いあうオンライン形式を採用する。
賞品は参加部門ごとに、1位がAmazonギフト券24万円分。2位は12万円、3位は6万円。そのほか各部門ごとに飛び賞も用意する。
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PG BATTLEは、2018年11月17日に第1回を開催。2019年9月28日にオンラインで開催した第2回「PG BATTLE 2019」は、444チーム、1332人が参加している。
第2回では、2019年10月5日に結果発表会を開催し、クレディセゾン最高技術責任者(CTO)の小野和俊氏、MicrosoftでCloud Developer Advocateを務める千代田まどか (ちょまど) 氏、競技プログラミングコンテストサイト「AtCoder」を運営するAtCoderの代表取締役社長を務める高橋直大氏が登壇。YouTubeでライブ配信され、1230人が聴講したという。
「PG BATTLE 2019」結果発表会のゲスト(出典:システムインテグレータ)
TOPSICは、受講者のプログラミングスキルを客観的に測定、スキルごとに7段階で評価、能力を可視化できるサービス。システムインテグレータは「英語力検定試験『TOEIC』のプログラミング版」と説明している。
受験者の難易度に合わせて6段階のレベルがあり、Java, C#, Ruby, Python, PHPなど44のプログラミング言語に対応する。
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テストの受講料は、「受講回数」で課金する従量制、「受講者」で課金する定額制の2種類。
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