アクロニス、企業向けバックアップソフト新版--上位版でマルウェア対策を統合 - (page 2)

阿久津良和

2020-09-14 06:45

 米本社が先頃発表した「Acronis Cyber Readiness Report 2020」によれば、過去3カ月間にオンライン会議へのサイバー攻撃を受けた企業は39%、サイバー攻撃が日常的に発生している企業は31%に達している。攻撃内容はフィッシングが最多だが、その背景にはURLフィルタリングを活用している企業が2%にとどまることも大きいだろう。

 同社が世界3カ所に設置するサイバープロテクションオペレーションセンター(Cyber Protection Operation Center:CPOC)の調査データによれば、コロナ禍におけるランサムウェアの検知率が急上昇し、2月17日の週は全世界で25%増、5月11日の週は43%増。ブロックしたフィッシング系URLの51%はHTTPSによる暗号化を使用している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  2. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]