米本社が先頃発表した「Acronis Cyber Readiness Report 2020」によれば、過去3カ月間にオンライン会議へのサイバー攻撃を受けた企業は39%、サイバー攻撃が日常的に発生している企業は31%に達している。攻撃内容はフィッシングが最多だが、その背景にはURLフィルタリングを活用している企業が2%にとどまることも大きいだろう。
同社が世界3カ所に設置するサイバープロテクションオペレーションセンター(Cyber Protection Operation Center:CPOC)の調査データによれば、コロナ禍におけるランサムウェアの検知率が急上昇し、2月17日の週は全世界で25%増、5月11日の週は43%増。ブロックしたフィッシング系URLの51%はHTTPSによる暗号化を使用している。