ブラザー販売は、日本オラクルが提供するカスタマーサービス向けクラウド「Oracle CX Service」を導入した。コールセンターを支える仕組みを従来のオンプレミスからクラウドへ刷新することで、コールセンター業務の業務改革や効率化を目指す。
ブラザー販売では新しいコールセンター基盤である「Oracle CX Service」のFAQ(よくある質問)、チャット、コールセンター機能を利用することで、ウェブサイトやモバイル端末経由で顧客が自身の疑問点を自己解決できる仕組みを構築できたという。
また、システム刷新に合わせ、育児・介護などにより在宅勤務を希望するオペレーター向けにクラウド環境を活用し、在宅勤務を推進する準備を進めている。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一部のオペレーターが在宅での業務を開始しており、将来に向けた事業継続計画への対応の強化や優秀な人材の採用や維持という点でも非常に重要であるとブラザー販売では評価している。