マカフィーがIPOを申請--NASDAQに上場を計画

Tom Foremski (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2020-09-30 13:40

 McAfeeは米国時間9月28日、NASDAQ市場での新規株式公開(IPO)を申請した。McAfeeは今回のIPOにより、2010年に同社を買収したIntelの手を完全に離れる可能性がある。

 2020年はエンタープライズIT企業のIPOが続いている。米証券取引委員会(SEC)への提出書類では、売り出し金額の目安として、1億ドル(約110億円)と記載されている。

 Intelは10年前、当時の最高経営責任者(CEO)Paul Otellinni氏がエンタープライズセキュリティをハードウェアとソフトウェアで向上する戦略を開始する中、McAfeeを約77億ドルで買収した。

 Intelは、McAfeeをIntel Securityとして統合を進めようとしたが、元のMcAfeeという名前でスピンアウトさせた。2017年4月、IntelはIntel Securityの株式の51%をTPG Capitalに売却することとなった。

 McAfeeの2019年の売上高は前年の24億1000万ドルから9.4%増加し26億4000万ドルとなっている。McAfeeはこれまで、小規模なサイバーセキュリティ企業を買収するなど、製品やサービスを強化してきた。ティッカーシンボルは「MCFE」で上場する計画だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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