アシストは、システムの利用画面に操作ガイドを表示する「テックタッチ」の販売を開始した。これは、「Digital Adoption Platform」と呼ばれるテクノロジーになる。2021年末までに顧客企業30社への導入を目指す。
新しいシステムの導入時や操作説明のためのマニュアル作成、セミナー、研修が不要となり、操作方法に関するユーザーからの問い合わせを減らすことで、教育コストやシステム担当者の負荷を軽減する。
主な機能としてシステムを操作しながらガイダンスを作成する「ガイド作成」、利用者が次にすべきことを案内する「ガイド表示」がある。
また、フォーム入力の全角文字や英数字をチェックする設定も可能で、複雑な条件分岐にも対応する。入力した金額によって次の案内を変更したり、部署や権限により案内を変更したりするなど、条件によって次の案内を変えるといった高度な説明にも対応できる。
ガイド作成の例
ガイド表示の例
アシストでは、2019年9月から社内システムにてテックタッチの検証を重ね、2020年春に開始したテストマーケティングにおいて顧客企業の評価が非常に高かったことから、正式に販売することとした。