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1年前には予想もしなかった大きな変化も--2021年以降のテクノロジー予想 - (page 3)

Daphne Leprince-Ringuet (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2020-10-16 06:30

 しかし全体として見れば、同社が語る将来への見通しは明るい。CCSのアナリストは、各国の景気が新型コロナウイルス危機以前の水準まで回復するのは、2021年後半か、場合によっては2022年になると予想しているが、テクノロジー産業が経済全体よりも早い時期に回復するのは間違いないと見ている。

 このことは、短期的には、企業のデジタルトランスフォーメーションを大きく進展させる。例えば、新型コロナウイルスがきっかけで多くの企業が大挙して移行を進める結果、大企業の半数は、2023年までにアプリケーションの50%以上をパブリッククラウドに移行させると予想されている。

 またAshenden氏は、長期的に見れば、若い世代がテクノロジー業界に大きな破壊的変革をもたらす可能性が高いと述べている。CCS Insightの予想によれば、2023年には、30才未満の経営者が率いるスタートアップが、リモートコラボレーション市場で、現在のマーケットリーダーの地位を脅かすようになるという。

 最近の調査で、英国の学校教師の4分の3が、オンライン学習やデジタル学習のプラットフォームは、初等中等教育に不可欠なものとなると考えていることが分かった。別の言い方をすれば、ジェネレーションZの未来の起業家は、従業員と同じツールを使ってオンライン授業を受けたことがある人たちになるということだ。これはこれまで歴史的にビジネスの領域にしか関心がなかったコラボレーションサービスの分野においては、非常に大きな転換点になるだろう。

 「勉強かビジネスかを問わず、今私たちが仕事をこなすのに使っているツールは同じだ」とAshenden氏は言う。「これらのツールにはまだたくさんの不足している点や問題があるが、今学校や大学にいる子どもたちは、それをデジタルネイティブとして経験している」

 「この分野には、大きな破壊的変革が起きる可能性がある」と同氏は続けて述べた。「彼らは、今私たちが使っているものを大きく揺るがすような、人を支える方法を思いつくかもしれない。私は、Facebookが登場して、世界を完全に変えてしまったときと同じようなイノベーションが起きる可能性があるとみている」

 同社の今回の予想には、新型コロナウイルスが大きな影響を与えているが、CCS Insightのアナリストは、それ以外にもいくつか意外な予想をしている。例えば同社は、Nokiaが買収される可能性があるという予想を立てている。

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