編集部からのお知らせ
新着:記事選集「エッジコンピューティング」
PDF Report at ZDNet:「文章を書くAI」
日本株展望

小売株の勝ち組と負け組--消費減、インバウンド減、コロナ後の投資戦略

ZDNet Japan Staff

2020-10-14 11:35

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 4~6月の消費は前期比年率▲28.9%、逆風下で二極化する「小売業」
  2. コロナ前の小売業は、成長産業だった
  3. コロナ禍での好調企業
  4. コロナ後を見据えた投資戦略

 これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

4~6月の消費は前期比年率▲28.9%、逆風下で二極化する「小売業」

 4~6月期GDP(国内総生産)で消費支出が大幅にマイナスになった影響を受け、2020年度上半期の小売/外食業の業績が大きく落ち込んでいる。ただし、そうした逆風下で、売上が大きく伸びて、好調な小売企業もある。コロナ禍で二極化が鮮明だ。

 家具/住居製品を展開するニトリHD(9843)は10月2日、2020年3~8月期決算(2021年2月期の中間決算)を発表した。

 連結経常利益は前年同期比43.4%増の810億円と、大幅増益。コロナ禍で在宅勤務/巣ごもり消費が拡大したため、住居製品や在宅勤務用のオフィス家具が好調だった。通期(2021年2月期)経常利益は、前期比22.4%増の1341億円と、35期連続の増収増益を計画している。

 一方、外食大手すかいらーくHD(3197)の2020年1~6月期決算(2020年12月期の中間決算)は、純利益が▲189億円の赤字だった。外食業は、軒並み赤字だ。

 高島屋(8233)など百貨店も赤字だ。高島屋が12日発表した2020年3~8月期決算(2021年2月期中間決算)は▲232億円の最終赤字だった。これに伴い、同社は、通期(2021年2月期)の純利益見通しを、▲365億円の赤字と発表した。

 同社の説明では、ビジネスの構造変化が進んでおり、今のままでは、来期(2022年2月期)も営業赤字が続くリスクがあるとしている。

 ただ、コロナ禍が永遠に続くわけではない。いつになるかわからないが、いつかコロナが収束する時が来るはずだ。小売株の投資を考える時、コロナ禍の姿だけでなく、コロナ後を考えて銘柄選択することが必要だ。

 アフターコロナを考えるために、まず、コロナ前の小売業の姿を簡単にレビューする。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]