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日本株展望

日本株の長期保有なら「貸株」もセットで--よくある「3つの誤解」も解説

ZDNet Japan Staff

2020-10-20 11:15

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 利益を1円でも増やし、損失を1円でも減らすためにできることはしよう
  2. 長期保有銘柄は貸株に出して貸株金利を得た方がいいと思う
  3. 貸株サービスについての誤解
  4. 「株主優待・予想有配優先」を選択して貸株すれば配当金も株主優待も得られる
  5. 気を付けるべきデメリット:「継続保有特典」のある株主優待で「継続保有」の地位が失われるリスクに注意

 これら5点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

利益を1円でも増やし、損失を1円でも減らすためにできることはしよう

 毎日のレポートでお伝えしている通り、筆者は日本株は割安で長期投資で資産形成に寄与する資産と考えている。日本株に投資したら、原則、すぐに貸株に出すべきと考えている。保有している株を貸しているだけで「貸株料」が得られるからだ。

 筆者は25年間ファンドマネージャーをやってきたが、長期のパフォーマンスを向上するためにできることは何でもやってきた。大口の株式取引を発注するときは3社以上のレートをチェックし、0.01%でも有利な価格を選んだ。先物のロールオーバー(説明割愛)では1円でも有利な価格でロールできるようにレートをチェックした。たった1円でも稼げるチャンスがあるときはそれを必ず活用してきた。

 読者の皆さまが日本株に投資する際、投資すると同時に貸株(かしかぶ)に出すことを原則とした方が良いと思う。投資した銘柄の株価が上がるか下がるかで損益が大きく動くが、それとは別に貸株料は得られる。利益を1円でも増やし、損失を1円でも減らすためにできることはやった方が良いと思う。

 貸株をやらない方の中に1つ誤解がある。「貸株をしていると売りたいときに売れなくなるのではないか?」という誤解だ。貸株をしていても、いつでも売却は可能だ。普通に売り注文を入れるだけだ。

 今回は「貸株サービス」を解説する。貸株のメリットとデメリットをまずきちんと理解して始めるべきだ。以下は要約になる。

<貸株(かしかぶ)のメリット>

●お持ちの株式を貸株に出すと貸株金利が得られる。
●貸株中の銘柄もいつでも売却可能だ。普通に売り注文を入れるだけだ。

<貸株のデメリット>

●貸株をしたままだと配当金や株主優待が得られない。ただし、以下の方法をとれば貸株をしながら配当金や株主優待も得られる。
 →「株主優待・予想有配優先」を選択して貸株を行えば、権利確定日だけ自動的に貸株が皆さまに返却されるので、優待・配当金を得られる。
継続保有特典付きの株主優待銘柄を長期保有している場合、その銘柄は貸株をしない方が無難だ。「株主優待・予想有配優先」で貸株をしていても継続保有特典が失われる可能性があるからだ。ただし、継続保有特典ありの銘柄を200株以上保有している場合は、100株だけ貸し出さずに残りを貸株に出すことを検討すべきだ。

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