Microsoftのコラボレーションプラットフォーム「Teams」で、Zohoの「Notebook」が利用できるようになっている。ユーザーはTeams内から、Notebookでメモを書き込んだり、ノートカードに情報を記録したりすることができる。
提供:Microsoft
ZohoのNotebookアプリは、Teamsにタブとしてインストールされる。Teamsユーザーは、2つのアプリが統合されたことで、ブラウザーのタブを切り替えずに、ノートカードを作成し、アクセス、編集することができる。ノートカードを作成し、ノートブックに関連付け、ノートカードを整理することも可能だ。
ノートカードを色分けしたり、ノートブックの表紙を変更したりして、ノートブックをパーソナライズできる。また、ノートを利用して、メモやToDoリストの作成のほか、ファイルやスプレッドシートをノートブックに追加することも可能だ。
TeamsのNotebookアプリタブでは、ノート間でノートカードの移動やコピーができる。また、レシピや本、研究といったテーマごとにノートカードをグループ化できる。
さらにTeams内のNotebookには、特定のノートをロックするパスワード保護や、各ノートのリマインダー通知、検索機能などがある。
またZohoはMicrosoftのユーザーに、500ドル(約5万2000円)相当の「Zoho Wallet」クレジットという形で、新型コロナウイルスに伴う特別な支援を提供する。Microsoftのユーザーは、米国時間2020年12月31日までにサインアップする必要がある。付与されたクレジットは60日間有効で、Zohoのアプリの購入やアップグレードに利用できる。
Microsoftは、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で在宅勤務を続ける人々をサポートするさまざまな取り組みを行っており、ZohoとTeamsの連携もその1つといえる。
Microsoftは、タスクの計画や管理ができるTeamsの「タスク」アプリを10月に一般公開した。また、1画面に49人の参加者を表示するTeamsの新しいラージギャラリービューの対応も進めてきた。
11月には、人工知能(AI)を利用したノイズ抑制機能の改良版がリリースされる予定だ。さらなるバックグラウンドノイズを除去する新しい「高音質」設定が利用できるようになる。ビデオ会議で余計なものが映り込むことを防ぐ上で便利なカスタム背景機能もリリースしている。また、9月には「List」アプリをリリースした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。