マイクロソフト、米国オフィス再開を2021年7月に延期

Mary Jo Foley (ZDNET.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2020-10-23 12:19

 Microsoftは7月、米国にあるオフィスの再開は最も早くて2021年1月になる見込みだと従業員に通達した。意外なことではないが、今週その再開は先送りされた。

 Microsoftの新たな計画によると、米国のオフィスは2021年7月に正式に再開される。同社は2020年3月から、在宅勤務を従業員に推奨している。

 米国時間10月21日の社内メールによると、MicrosoftのSenior Leadership Team(経営執行チーム)は、米国内の職場が「ステージ6」になると予想される最も早い日付を2021年7月6日とした。ただし、それまで従業員がオフィス勤務に戻れないというわけではない。実際、Microsoftの米国のオフィスでは多くの従業員がすでに、少なくとも時短勤務で働いている。米国外のオフィスについては、各国の責任者が再開日を決定する。

 同社でコーポレートストラテジーおよびコアサービスエンジニアリング&オペレーション担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるKurt Delbene氏はそのメールの中で、「ステージ6になるまで、職場への復帰は任意となる。このステージは、新型コロナウイルス感染症が国や地域にとってもはや深刻な問題ではなくなり、職場での健康や安全に関する制限がほぼ廃止された段階を示す」としている。

 今回のメールによると、在宅勤務はまだ「強く推奨される」。だが、ステージ3の州については、在宅勤務が困難な従業員が職場で働ける例外が設けられている。ステージ4と5では、人数制限や健康および安全に関する要件を満たしていれば、従業員は自己責任で職場に戻ることを選択できる(現在、米国のほとんどの州はステージ3で、カリフォルニア州など一部の州と都市のみがステージ2とされている)。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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