編集部からのお知らせ
「ZDNet Japan Summit」参加登録受付中! 
新着記事集:「負荷分散」
日本株展望

東証マザーズ急落、注目銘柄をプロの視点でチェック

ZDNet Japan Staff

2020-10-26 11:05

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 日経平均はコロナ前高値を前に、ややこう着
  2. 東証マザーズ指数は、米ナスダック指数をも凌駕する急騰だった
  3. 東証マザーズには、利益がまだあまり出ていない銘柄が多い

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 先週の日経平均は、1週間で105円上がり、2万3516円となった。米大統領選という一大イベントを控え、上下とも大きくは動きにくくなっている。また、これから日米で7~9月の決算発表が始まるが、決算内容を見極めないことには、大きく動きにくいという事情もある。

日経平均週足:2019年10月1日~2020年10月23日


 日経平均だけ見ていると、株式市場の動きが小さくなっているように見える。ところが、東証マザーズ指数を見ると、全く違う景色が見える。

 東証マザーズ指数は、4月以降、急騰が続いていた。ところが、先週は大きく下げた。10月22日には、1日で▲4.5%も下がった。値上がりの速さに警戒感が広がり、利益確定売りが広がった。

東証マザーズ指数週足:2019年10月1日~2020年10月23日


 東証マザーズには、コロナ禍が追い風になるITサービス銘柄が多数ある。2月にはコロナショックで急落したが、4月以降、「倍返し」以上の上昇を演じている。3月の安値(557.86ポイント)と10月の高値(1365.49ポイント)を比較すると、実に2.4倍だ。さすがに、上昇ピッチが速過ぎることに警戒が広がった。

 東証マザーズ指数と比較されるのが、コロナ禍後に、最高値を更新した米ナスダック総合指数だ。コロナ禍で、成長性が高まったと考えられるGAFA(グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップル)など大型ハイテク株の構成比が高いことから、8月まで世界中の投資マネーを集め、連日のように最高値を更新していた。

米ナスダック総合指数週足:2019年10月1日~2020年10月23日


 コロナ禍でリモートワーク、リモート会議などITを使った技術革新が世界中に広がったため、成長期待がさらに高まった。ただし、7~8月の上昇ピッチが速過ぎたことから、9月以降、利益確定売りが集中し、上値が重くなっている。

 GAFAによる独占を問題視し、規制導入を考えている米民主党が、11月3日に実施される米大統領選・議会選で優勢と見られていることも、ナスダックの不安材料となっている。

 今週、10月29日(米国時間)に、GAFA4社が一斉に7~9月決算を発表する。期待される利益が出てくるか、決算後の株価反応がどうなるか、注目される。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]