ServiceNowは米国時間10月28日、予想を上回る第3四半期決算(9月30日締め)を発表した。サブスクリプションの売り上げの継続的な伸びが寄与した。売上高は前年同期比30%増の11億5200万ドル、1株当たり利益は非GAAPベースで1.21ドルだった。
アナリストは売上高を11億1000万ドル、非GAAPベースの1株当たり利益を1.03ドルと予想していた。
第3四半期のサブスクリプション請求額は前年同期比25%増の10億8000万ドル、調整後のサブスクリプションの売上高は、前年同期比29%増の10億7000万ドルだった。顧客総数は1012件、年間契約金額は前年同期比25%増の100万ドル超となった。
最高経営責任者(CEO)であるBill McDermott氏は、「第3四半期のすばらしい業績は、全体的に予想を上回っており、通年の見通しを上方修正する」と述べた。
ServiceNowは今後の見通しについて、第4四半期はサブスクリプションの調整後売上高が11億4100万〜11億4600万ドル、サブスクリプション請求額が16億1200万〜16億3200万ドルになるとしている。
最高財務責任者(CFO)のGina Mastantuono氏は次のように述べている。「パンデミックに見舞われ厳しい環境だが、第3四半期はServiceNowにとってすばらしい四半期だった。サブスクリプション売上高とサブスクリプション請求額は見通しの最大値を上回り、製品ポートフォリオの力と、進化する顧客のニーズに応える能力を明確に示した。全体的に、2020年第4四半期に向けて強い勢いがあり、強力なパイプラインにより、2021年に入っても好調を維持できるという自信を持てる」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。