損害保険ジャパン(損保ジャパン)は、「Cisco Webex Meetings」を中心としたコミュニケーション基盤を導入した。
Webex Meetingsは、シスコシステムズのオンライン会議システムで、導入に当たっては、他のITツール(カレンダー、メールなど)と連携することにより、ユーザー情報と会議室情報を一元管理できるようになった。
今回導入された基盤はWebex Meetings(2万6000ユーザー)とウェブ会議を展開する端末群「Cisco Webex Devices」(Cisco TelePresence MX200、Cisco Webex Room55の計約600台)で構成されている。
これまで損保ジャパンでは、遠隔会議用にシスコのビデオ会議端末を中心にオンプレミス環境で利用していた。今回の導入については、Webex Meetingsがクラウドサービスであり、ユーザーへIDを発行するだけで利用できる点、センター側の機器増強などが不要で早急なサービス提供が可能だった点などを評価した。またこれまで利用していたビデオ会議端末について、オンプレミス環境からクラウド環境に移行させることで、一元管理が可能となったことも採用の決め手となった。