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Appleシリコン「M1」と新型Mac登場--今分かっていること - 10/34

Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-11-11 12:14

 「Appleシリコン」への移行をかねてから表明していたAppleは米国時間11月10日、Appleシリコン「M1」と、M1を搭載した新たな「Mac」製品群を発表した。Macの搭載プロセッサーをMotorola製からIntel製に変更して以来の大きな出来事といえる。

Apple M1 chip
Apple M1

 M1は、5ナノメートルアーキテクチャーに基づく8コアのSoC(System on a Chip)であり、160億個のトランジスターで構成されている。

 これら8つのコアは、192KBの命令キャッシュと128KBのデータキャッシュ、12MBの共有L2キャッシュを特長とする高性能コアが4つと、128KBの命令キャッシュと64KBのデータキャッシュ、4MBの共有L2キャッシュを有する4つの高効率コアだ。

 Appleによると、これは世界最速のCPUコア群であり、その結果M1は1ワット(W)あたりのCPU性能で世界最高を実現し、「最新のノートPC向けプロセッサー」(具体的な製品名称は挙げられていない)の2倍の性能を、4分の1の電力消費量、10ワットで実現しているという。

 また、M1は最大8個のGPUコアを搭載し、128の演算ユニットと、最大2万4576の並列スレッド、2.6テラフロップスの性能を特長としており、82ギガテクセル/秒と41ギガピクセル/秒での出力が可能となっている。

 またGPUは、「最新のノートPC向けプロセッサー」(具体的な製品名称は挙げられていない)の2倍の性能を、3分の1の電力消費量、10ワットで実現している。

 さらに、16コアの「Apple Neural Engine」により1秒あたり11兆回の演算処理が可能であるため、機械学習(ML)を活用するソフトウェアの性能が大幅に向上する。

 この新チップは同社のベストセラーである3種類のMac「MacBook Air」「Mac mini」「MacBook Pro(13インチ)」に搭載される。同社は、M1によってこれらMacの性能がどのように向上するのかを示すデータを公開している。

 M1搭載MacBook Air:前世代と比較してCPU処理速度で最大3.5倍、GPU処理速度で最大5倍、機械学習速度で最大9倍を達成。バッテリー駆動時間は、ワイヤレスネットインターネットで最大15時間、ビデオ再生時で最大18時間。搭載可能最大メモリーは16GB、SSDは最大2TBまで。価格は10万4800円(税別)から。

 M1搭載Mac mini:前世代と比較してCPU処理速度で最大3倍、GPU処理速度で最大6倍、機械学習速度で最大15倍を達成。消費電力を最大60%低く抑えられるという。縦横19.7cmのデザインは変わらない。価格は7万2800円(税別)から。USB 4対応のThunderboltポートを搭載し、フル6K解像度のApple Pro Display XDRを含む最大2台のディスプレイをサポート。

 M1搭載MacBook Pro 13インチ:前世代と比較してCPU処理速度で最大2.8倍、GPU処理速度で最大5倍、機械学習速度で最大11倍を達成。バッテリー駆動時間は、動画再生で約20時間。価格は13万4800円(税別)から。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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