「macOS 11 Big Sur」配信開始--デザイン刷新、「M1」チップに最適化

Jason Cipriani (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2020-11-13 07:07

 Appleは米国時間11月12日、Mac向けの次期OS「macOS 11 Big Sur」をリリースした。「Mac App Store」で提供している。

macOS Big Sur
提供:Apple

 macOS Big Surは、Apple独自のプロセッサー「M1」を搭載するMac向けに最適化されているほか、開発者が追加の作業をしなくても、「iPhone」や「iPad」のアプリをMac向けに提供できるとされる。

 どちらのプロセッサーを搭載するMacでも、Big Surをインストールすれば、macOSの全体的なルックアンドフィールが変わる。「iPhone」や「iPad」にかなり似た印象で、いくつかの新しいアプリアイコンはブラウザー「Safari」のものに似ている。

 Safariには複数の新しいプライバシー機能と性能改善が加えられた。「メッセージ」アプリは、メッセージ用のエフェクトや会話をピン留めする機能など、デザインも動作もiPadアプリに似たものとなっている。

 仕事用にMacを使用している場合は、問題がないことを確認してからBig Surにアップグレードするのが賢明だ。このような大きなアップデートは、アプリやサービスとの間に何らかの互換性の問題が生じる可能性が高いためだ。

 直ちにアップデートする場合は、事前に必ずMacのバックアップを作成しておくことをお勧めする。

macOS Big Sur対応機種
macOS Big Sur対応機種
提供:Screenshot by Jason Cipriani/ZDNet

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  5. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]