Hansoku Cloudの導入実験には関西圏で調剤併設型ドラッグストアなどを経営するアカカベが参加。アカカベ 代表取締役社長 皆川友範氏は、「ドラッグストアの店頭はシーズン性が高いため、季節にあわせて売り場を変えなければならない。タイミングがずれると短期的、中期的な利益に影響を与える。分かっていても店舗が指示通りに売り場作り実現できない。本ツールを使うことで(店舗への)指示の分かりやすさや売り場の精度、チェック体制を一元的に管理できるのは大きい」とHansoku Cloudを評した。
店舗ではタブレットを用いて本部から指示や施策内容を確認する(出典:スタディスト)
スタディスト 鈴木氏は導入実験について「新製品であればあるほど効果が大きい。既存製品の平均効果値がプラス12.6%に対して、新製品はプラス44.9%」という結果も見られたと説明する。
今後の事業展開について鈴木氏は「顧客は業種や部門ごとの課題を抱え、特殊な場面に手順書を用いている。Teachme Bizの顧客基盤を起点に業界特化&課題特化型のプロダクト展開を目指す」と述べた。
本部側では施策管理や販促効果を数値やグラフで確認できる(出典:スタディスト)